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社長のつぶやき

第16号 2006年2月15日

「この音楽、難しくて判らない」っていう言葉を耳にします。多分、「スンナリ、耳に入ってこない」、もっと平易に言えば、「聞き馴染みがない」という事にでもなるのでしょうか?何事もそうでしょうが、物事は学ぶ気持ちを持たないとなかなか判らないものです。その中で、比較的、短時間で理解出来るものもあれば、消化・吸収に時間がかかるものもあるわけです。多くの場合、その「時間がかかる」ものを敬遠する。そして、「難解」というレッテルを貼り付ける。

私がこの仕事をしている中でも、ジャズって難しいですね、という言葉を何回も耳にします。勿論、ジャズと言っても、それはいろいろな種類のものがあるわけで、それを一括して論ずるわけにもいかないのですが、一般的に、どうも難しい音楽ととらえられているようです。そこで冒頭の文章に戻るのですが、そんな事はないですよ、聴いてみて下さい、という言葉とともに、やはり、歴史背景が強くある音楽でもあるので、その歴史について、あるいは、アーティストが語っている事、などを文章として読んでみると面白みが更に増しますよ、という言葉を付け加えたいと思います。「歌は世につれ、世は歌につれ」ではないですが、ある時代を生きて来た音楽には、それぞれに背景があるもので、それを知ることは、それら音楽を聴く楽しみを増す事になることは確かです。また、歌を聴く場合でも、何を歌っているのか理解しないで聴いているよりは、歌詞を理解して聴いている方が、楽しみは何倍も違うと思います。男女関係の機微を歌ったものもあれば、社会に対する反抗を歌にしたものもあり、それは様々です。それを知るためには、辞書のひとつもひいてみる努力が必要になるかも知れません。でも、そうして聴いて来た音楽からはなかなか離れる事が出来ないのも事実です。人間の芸術表現は奥深いものです。

音楽を聴くのにそこまで・・・などと仰らずに・・・・。あなたの聴く音楽の魅力が何倍にもなること請け合いです。

海老根久夫

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