現在ブラジル音楽界の最重要人物セルソ・フォンセカをプロデューサーに迎え、全編ブラジル/リオ録音で制作された衝撃のデビュー・アルバム[Sabiá]をたずさえて颯爽と現れた『chie』。
このアルバムは、カフェ・ミュージックの隆盛を経て今や世界一のブラジル音楽マーケットと化した日本の音楽シーンでもやはり際立った存在である。
彼女特有の乾いていながら透き通るような天性の美声、現地のアーティスト達が聴いてもブラジル人と見まごう発音とリズム感、本格派と呼ぶにふさわしい圧倒的な歌唱力。そのどれをとっても数多の和製ボサノヴァ〜ブラジリアン・ミュージシャンとは一線を画した地平にあるのは間違いない。
だが彼女の歌にこうまで惹かれるのは、ポルトガル語や英語といったいわゆる外国語で歌われる彼女の歌声があまりに「ナチュラル」で「上質」だからではないだろうか?
(ナニかの宣伝文句ではないけれど)マルチ・リンガルな存在がごく普通な今日この頃、問われるのはその人自身がどうなのか?という本質…
今手元に届いたchieの最新マキシ・シングルからは、長きに渡る留学生活や、舞台活動、そしてジャズシンガーとしての経験も併せ持つ彼女にしか醸し出す事の出来ない、とても「ナチュラル」で「上質」なホンモノの薫りが立ち上っている。
[On the street where you live]
オードリー・へップバーン「マイ・フェア・レディ」でも知られるスタンダードソング。
chie
東京/青山生まれ
7年間の米国留学を経てシンガーとしての活動を開始して以来、コモブチキイチロウ率いる”Contrast”やゴンザレス鈴木の”Soul
Bossa
Trio”などでもヴォーカリストとしてフィーチャーされ、その圧倒的な声の魅力とバツグンの歌唱力、日本人離れした正確な発音によってアルバム・デビュー前から音楽業界関係者はもとより早耳なリスナーからも注目を集めていたchie。
その実力はブラジル音楽界の女首領Monica(Joyce/小野リサ/Wanda
Sáなど錚々たるアーティストたちを長年サポートしてきたゴッドマザー)をして「日本人としては小野リサ以来の逸材」とまで言わしめたほど。
彼女の魅力は、アルバム制作に先立ちブラジルに送られたデモCDによって、現在ブラジル音楽界最注目のアレンジャー/プロデューサー/シンガー・ソング・ライターであるセルソ・フォンセカをもとりこにした。
デビュー作としては破格の全編ブラジル・レコーディングにより、満を持して今年1月に発表されたアルバム”Sabiá”は全国外資系レコード店のワールド・ミュージック・チャートで軒並み1位を獲得、同収録の「Samurai」がJ-WAVE(20位)をはじめとする全国FMでのヘヴィーローテーションとなるなど、すでに2004年ベスト・ボサ・アルバムとの呼び声も高い。
7月よりTBS系全国ネット「ブロードキャスター」のエンディング・テーマを担当するなど、今最も輝いている女性ヴォーカリスト。
Also Available
1st Album
chie/Sabiá
VACL-0003
\2,854(tax incl) lepollen
disques/VIDEOARTSMUSIC